大阪の北の山手に
箕面(みのお)という
観光名所があります
僕の通っていた高校が
近くにあり(といってもちょっと遠いのですが;)
クラブでよく走りに来たものでした
阪急電車の駅から
ず~っと
山に向かって登っていくと
川沿いに風流な景色が続きます
一番いいのは
なんといっても秋
紅葉が美しく
途中の道には
かわいい(でも図太い?)
おサルさんが
いっぱいいます
川に沿って山の中腹辺りまで登ると
美しい滝に辿り着きます
それほど大迫力というわけでもありませんが
僕はこの滝が好きです
…と
大抵の人は
ここで旅を終え
お茶屋さんにでも寄って
帰ります
名物「もみじの天ぷら」をかじりながら
「今日はよく歩いたね」
などと談笑しつつ帰るわけですが
高校時代の僕らは違いました
この滝まで走って登るだけでも
クタクタなのに
時として(部長の気分次第で?)
さらにその上の山道を登ります!
ええ~~!?
と誰もが思いつつ
口には出さないのですが
僕の場合は
「やめようや!殺す気か!?」と
恥も外聞もなく止めにかかっていました(笑)
おかげで一部の後輩からは
救世主として崇拝されていたとかいないとか…
(いや、いないだろう)
しかし
そんな怠け者の声を天下の部長が
聞き入れるわけもなく
僕のことなど全く無視で、
黙々と箕面の山を
頂上まで上りきり
あろうことか
五月山(さつきやま)という
隣の山まで走っていって
高校まで戻ります
それはそれは壮大な旅路で
高校男児とはいえ
よく死人が出ないもんだな
と感心したもんでした(苦笑)
そんなわけで
この素晴らしい観光名所の
美しい風景に気付いたのは
すっかり大人になってからでしたが
いわば
青春の汗と涙が染み込んだ
思い出の地
というわけです…
つづく