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導かれる

僕は今
派遣社員として働いているのですが
先日、派遣会社の方が
青ざめた表情で会社へ来て
こういいました
「ミックさん!先月の残業が70時間を越えてるんですが…!?」

僕は答えました
「はあ…それが何か?」

派「そんなにされては困るんです!」

なんでも
残業のしすぎは
健康を損なう恐れがあるので
法律で禁止されている
という話です

困るといわれても仕事の都合なので困ったのですが
自分の努力でなんとかなる部分はなんとかして
極力減らすということになりました

今の仕事が決まって以来
全力で突っ走ってきました
毎日帰るのは10時、11時…
12時を超えることもあります

しかし
生活や音楽活動のことなど
充実してくるに従って増えた負担を
うまく処理する余裕もなくなってきていました

おまけに
仕事ではプレッシャーをかけられ
精神的に追い込まれて来てもいたので
本当に食事や洗濯、睡眠と
毎日の用事をこなすだけで
「いっぱいいっぱい」の状況だったと
思います

先週の勉強会で
同期の仲間に
「タオ(道)」の本を借りて
「社会でいくら競争しても最後には皆同じところへ辿り着くんだよ」
という大きな視点のメッセージに
「そうだな、肩の力を抜いて気持ちに余裕を持とう…」とは
思っていたのですが
物理的にはまだ変化はありませんでした

そこへ
「ドクターストップ」的に
「休め」のサインが来ました
さっそくその日
ほぼ定時に仕事を上がりました

帰りがけ、同僚に
「俺もミックは色々抱え込みすぎだと思う
いい機会だから休めばいいよ」と言われました

やっぱりそうか
と思って
普段は一直線に帰るところを
ふら~っと
寄り道しながら帰りました

古い町並みを再生し、
昔ながらの長屋に若いアーティストたちの
ギャラリーや雑貨屋がひっそり並ぶ
雰囲気のいい一角があります

前から気になっていたところへ入っていくと
靴やカバンの修繕屋さんでありながら
おしゃれな革製の雑貨などが並べてある店や
靴を脱いで「おじゃましま~す」と
入っていくじゅうたん敷きの本&雑貨屋さん
など
ほっこりと楽しめるスペースでした

さらにそこを出て
ふらふらと路地へ入っていくと
4年ぶりぐらいに訪れる
懐かしい場所へ出ました

中の様子は変わっただろうかと
覗いてみると…

突然
隣の部屋から
ボエ~~~~~~っと
ディジュリドゥ(アボリジニの楽器)の音が
聞こえてきました

これは!
と思って入ろうと思ったのですが
戸には窓もなく
何の店かもよくわかりませんでした

仕方ないか
と帰りかけたのですが
ふとディジュリドゥ奏者の知り合いのことが
頭に浮かび「彼かもしれない…でもまさか」
と思いながら
恐る恐る戸を開けてみました
すると!

そこはカフェで
演奏していたのはなんと彼だったのです

お互いにビックリし合いながら
しばし歓談していると
マスターもディジュ奏者であると判り
思わずドリンクの注文より先に
音楽セッションをオーダーしました(笑)
…といっても音の大きい打楽器は禁止とのことで
イスを叩いての対応(笑)

するとそこへ
縁側からすーっと
謎の美女が現れました
日も暮れ
薄暗い店内に目を引く白い服…

申し合わせたかのように
現れた観客を前に
イスを打つ手も力が入りました(イテテ…!)

演奏後
「ぜひライブをしてください!」と
嬉しいお言葉を頂き
名刺をもらいました

しかしそこには
肩書きはありません

何をしていらっしゃるんですか?
と尋ねると…

つづく

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2009年04月05日 23:49に投稿されたエントリーのページです。

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