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釣りを教える

ドラゴン桜という
テレビドラマを見ました
アウトローで
一匹狼な教師が
東京一偏差値の低い高校の
生徒たちを東大合格へ導く
というドラマです

主人公の教師には
純真で熱心な後輩教師が居ます
ドラマの中で
こんなシーンがありました

一見生徒たちに対して
厳しすぎるように見える主人公の教師に対して
後輩教師が苦言を呈します
そこで主人公の教師は
後輩教師にこう尋ねます
「ここは海だ。目の前には飢えた生徒たちが居る。
お前だけが釣りの方法を知っている。さあ、どうする?」

すると
後輩教師はこう答えます
「そりゃあもちろん私がいっぱい魚を釣って
生徒たちに食べさせます」

それに対し
主人公の教師は
「だからお前はダメなんだ」
といいます

「お前の考えは一見、人間愛に満ちている
しかし心の奥底では生徒たちを過小評価し
彼らの実力を信じていない

彼らが自分の力で生きられるようにするには
釣り方を教えてやればいいんだ」

僕はこの言葉を聞いて
ハッとしました

このブログでもおなじみの?
会社の上司のことを思い出したのです

彼はまだ駆け出しの僕に
ひとつのプロジェクトを担当させてくれました
僕はそのチーム内で
うまく機能していない人間に対して
自分がフォローをして
それが仕事だと思っていました

しかし彼は
その人間と会合を持って
そこでノウハウを教えろ
といいます

僕は彼がなぜそこまでするのか
わかりませんでした
彼は普段その人のことを
露骨にダメだと言っているので
僕は自分の方が
彼より思いやりがあると
思っていたのですが…

僕は自分が釣ればいい
と思っていたのに
彼は釣り方を教えろ
と言っていたのです

彼は言います
それができるようになるのが
ヤツの仕事だ
そういうことはできるようにさせないと
いつかプロジェクト全体が回らなくなってくる

そして逆に
できるようにしていくと
全体がうまく回りだすのだ

なんともはや
恐れ入りました

とはいえ彼は
厳しい姿勢を崩しません
「それでもできなければ
その人間は替える」と
冷静に語ります

そういう厳しさは
優しさの裏返しである
と思います

つづく

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2009年03月02日 23:35に投稿されたエントリーのページです。

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