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言葉に魂を乗せる


ラジオで商品を売るために
シナリオを書いたり
他の人の原稿をチェックする仕事をさせてもらっています

その仕事の中で

たった一文
たった一言のために

数十分
上司と唸りながら
考え込むことがあります

恐らく
いや間違いなく
上司の方が
そこにこだわっています

僕一人だと妥協してしまうと思います

クイズや教科書の問題を解いているわけではないので
答えはありません

「こっちの方が響く」
「いや、こんな難しい表現では誰もついてこれない」
「この表現はリスナーの方を向いてない」
「数字が多すぎる」
「同じことを何回も言ってる」


ああでもない、こうでもない
と練り上げていきます

原稿には多くの人が目を通し
現場に関わるスタッフ全員が
細かい説明を聞き
全員でより多い売り上げを目指します

その過程で
いろんな人が
いろんな所に疑問を持ち
どうもおかしいな
という所は訂正されていきます

原稿の要所要所に
魂が乗った言葉が散りばめられている
そんな気がします

全てとはいいませんが
リスナーの注意を引く最初の言葉から
「これは買おう!」と思ってもらう最後の言葉まで

考え抜かれています

僕はそうして夜中までかかって
原稿が出来上がった時
ふと
「あ、こうやって多くの人の魂が吹き込まれた」
それでいいんじゃないかな
と思いました

「寒い冬がやってきましたね」
「最近、いよいよ冷え込んできましたね」
…どっちが正解か?
わからない…
でも考える
思いをこめる

それがいいんだ
そんな気がしたんです

~~~~

そんな上司の話で印象に残ったことです

他の人の原稿をチェックしていた時
こういう表現が書かれてあったんです
「ご愛用の方は○○といっています」
上司は静かに怒りました
「全然心がこもってない
俺はこういう表現が一番きらいだ」と…

原稿は
「既にご愛用の皆さんからは○○とご好評を頂いています」
と訂正されました

ちなみに先日のブログで
僕が腹を立てていた上司です

人にはほんとに
いろんな面があると思います

つづく

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2009年01月27日 23:37に投稿されたエントリーのページです。

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