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人のために生きる

以前、永松学長の講義の中で
「極小世界での物質のふるまいは
人の心の動きと似ていると感じた」
というお話がありました

これについて同期生との勉強会の中で話し合っていました
分子生物学に詳しい生徒によると
例えば水の分子間ではお互いに激しく水素原子や酸素原子がくっついたり離れたりしている
つまり分子の状態はとても不安定であるということでした

しかしそれは柔軟性に富んだ状態であるともいえると思います

そしてその状態は
「我々が他人や他の物質と微細なレベルで絶えず何らかの情報を交換している」
ということを示しているのではないでしょうか  

自分と他人
人間とガラスや鉄などの物質は
同じような構成要素を持っているにも拘らず
全く違った姿形をして存在している…
そう考えると
「この世界の自分以外のものは全て
自分とは全く違った形で存在していることによって
自分というものを際立たせてくれているのではないだろうか」
と思えてきました

つまり他のものは、人も含めて全て
自分のために生きてくれているとも考えられます
そうなると
自分も当たり前に「他人のために生きている」
といえます

以前Kim先生が
人のために生きることの喜びには、他のどんな楽しみも及ばない
というようなことをおっしゃられたのですが

人のために生きるということは
実は自然なことで
何か一念発起して目指すというよりも
元より人は他人のために生きているということに「気付く」
という感覚なのかもしれません

日々自分の身に起こる
全ての「しんどいこと」も
他人をその人として輝かせるためだと思えば
何かとても意味のあることのように思え
張り合いが出るような気がしました

つづく

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2008年08月22日 23:16に投稿されたエントリーのページです。

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