2010年07月27日

「ホメオパシーの科学性」ご参加の方々からアンケートより

先日、19日(祝)に開催されました大阪セミナー「ホメオパシーの科学性」で、セミナー終了後にお寄せいただいたアンケートから一部ご紹介します。


■生物を相手としたもの、生物科学には理論はない・・・プルービングが一番リアルである・・・ということが、全体を通してとても納得でき、面白かったです。松本先生の研究結果が、とても楽しみです。

■生物学と医学の違い、論文の質の話など、研究者でないと分からないことを知ることができました。また、科学に対する見方を分かりやすく示してくださったのもありがたく、自分の日頃考えていることの検証にもなりました。

■基礎知識(ホメオパシーに関する)がないと、今回の講義に興味を持つのは難しいかと最初は思いましたが、全体を通して、いろいろな角度からホメオパシーを知ることができて、興味深かったです。

■パラダイムシフトのお話は、ホメオパシー論議を考える上で、大変納得のいくものでした。学生時代、このような講義が聞ければ、より学問が楽しめただろうと感じました。

■熱く情熱的な永松先生、冷静で鋭い切れ味の松本先生の対比が、強烈に印象的でした。お二人に共通の、ホメオパシーに対する強い思いが伝わってきました。今日、学習したことを自分自身の中に、吸収消化したいと思いました。

■物事の本質を見極めるために、ありのままを受け入れるということは、安易ではないと再認識でき、とても面白かったです。多くの情報が入り乱れている現代、殆どの情報が読み手(受け手)をある一定の方向に導こうとする意図を持って発せられており、「本質」を見抜くのはとても難しい。松本先生のお話も、もっと伺いたかったです。

■とても楽しかったです。科学で証明することは、治癒とは関係しないけど、今後多くの人がホメオパシーを認識できるので、それを期待しています。いろんなことを考えさせられました。良い人生がこれから始まりそうです。ありがとうございました。


ご参加いただきました皆様、お暑い中、本当にありがとうございました。

2010年07月23日

大阪セミナー「ホメオパシーの科学性 Part2」終了しました!

先日7月19日(祝)、大阪で待望の「ホメオパシーの科学性 Part2」セミナーが開催されました。

一日を通じて、一瞬たりとも期待を裏切らない面白さでした~!


ホメオパシーが「非科学的」である…とは良く言われることですが、

そもそも、私達が当たり前のように使っている「科学的」という言葉は、何を意味しているのか? 
「科学」という言葉が、現代的な意味で使用されるようになったのは、いったいいつ頃なのか?

近代以前、「科学」という言葉は何を意味していたのか?

・・・そのようなことを根本的に考えていきながら、現代において、私達が当たり前のように(何か分かったようなつもりになって?)使っている「科学」という言葉が、いかに混乱したものかが、だんだんと浮かび上がってきました。


100719_science_4.jpg

↑ 午前中の永松先生の講義は、20世紀の日本を代表する批評家・小林秀雄さんのお話から始まりました。

「不思議な現象」に対する知識人の姿勢が、実に情けない!嘲笑するか、スポーツでも見るような目で見るかのどちらかで、真面目に考えようとする人がいない!

近代以降の「科学的」「抽象的」なものの見方は、知らず知らず「論理のすり替え」をしながら、目の前で実際に起こっていることから乖離して行っている!

・・・小林先生が憂えていらっしゃる「科学」をめぐる「思い違い」は、それから35年以上たった今も変わることなく、それどころかますます加速度的になっているように感じられます。

小林秀雄「信ずることと考えること」


100719_science_2.jpg

↑ 松本丈二先生。

プロジェクターに映し出されている資料には、

・ホメオパシーの理解には、「科学とは何か」の理解が必要である。
・本当は、科学的なことの理解には、「科学とは何か」の理解が必要である。
・科学の理解は多面的であり、確かに優しいことではない。
 (絶対的な答えは存在しない! それぞれの人の理解と価値判断に委ねられている!)

・・・と書かれています。

科学的手法とは、「系(システム、あるいは一定の条件)を限定し、その中で、あるインプットに対してどのようなアウトプットがあるか」を計ることである。自分の主観に基づいた「仮定」を設定し、限定された系の中で、その答えを神に問うのである。

真の科学者は、その限定された系が、膨大な自然に比べればほんの小さな部分でしかないことを知っている。それ故、その系の中で起こったこと以外に対しては、「分からない」という態度を持っているものである。

したがって、「科学で説明がつかないことは信頼するに値しない」という態度は、真の科学者の態度とは言えない。

・・・松本先生の明快なご説明に、まさに「目からウロコ」でした~~!!


午後のお二人の対談、これがまたエキサイティングだったんです!
この対談部分は、おそらく近々、ウェブサイトで公開されると思いますので、皆様どうぞお楽しみに♪


100719_science_3.jpg

↑ 松本先生がお持ちくださった、竹細工の「バランストンボ」です。

なんと、この竹細工の重心は、トンボの頭にあたる場所にあるのです!
 
つまり、自然界のトンボもこの竹細工と同じように、頭のところに重心があるのですね。
草の上などに、不安定そうに止まっているように見えるトンボですが、実は物理的に非常に安定したポーズをとっているというわけです。

たった一匹のトンボが、こんなにさりげなく美しく、物理法則を体現していることに驚きました。。。


今回のセミナーは、ウェブサイトのみならず、いろいろな形で内容を公開していくことになると思います。
どうぞお楽しみに(^O^)/!!!

2010年07月17日

NY フィル・イン・平壌 2008

昨日のポストグラジュエートコースでは、VK2の問題を含めてさまざまなテーマについて考えたのですが、

授業の最後に皆で見たDVDの映像、とても感動的でした。。。

2008年に、北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)で行われた、ニューヨーク・フィルのコンサートと、その前後の様子のドキュメンタリー映像です。

ぜひこの映像から、音楽や、人々の様子・表情を見ていただきたいです。

「人間」は、時代や、国の体制や、表面的な思想などを越えた「共通」の部分を、間違いなく持っているのだということを、しみじみと感じた時間でした。

思いこみやある種の強制によって分断されている「何か」がつながるときに、大きな「治癒」が起こるのだということも…。

NYフィル・イン・平壌 2008

今日・明日は1・2年生の授業、そしていよいよ明後日は、セミナー「ホメオパシーの科学性」です!

2010年07月14日

クリティカル・シンキング、多くの「課題」に取り組んでいくことについて

先週末、大阪では3・4年次の授業がありました。

そして今週末は、1・2年次の授業、一般公開セミナー「ホメオパシーの科学性」・・・と続きます。
その前に、金曜日には永松先生のポストグラジュエートコースも・・・

先週、ホメオパシーに関する大きな事件が報道されたことで、様々なことを根本的に、改めて考える機会をたくさんいただいているように思います。


クリティカル・シンキング・・・物事を、思い込みや一元的な思考からではなく、多面的に、正しい意味で「批判的に(「否定的に」ではありません)」捉えていく思考法です。

そしてその思考法を使って、よりいっそう真実に近づいていく・・・

ハーネマンアカデミーの授業の中でも、もっとも大切にされていることのひとつです。

今週の授業やセミナーでもまた、このクリティカル・シンキングの重要性が、浮き彫りになることでしょう。


ホメオパシーは今後ますます、このクリティカル・シンキングによって磨かれていくに違いありません。より洗練された方法が当たり前になっているであろう未来の眼から見れば、今はまだまだ、取り組むべき課題のたくさんある、眼の曇った時代…ということになるでしょう。

今、生きている人達のためというのももちろんですが、それだけではなく将来の世代のためにも、今後も驕らず弛まずそれら多くの課題に取り組んでいきたいと思います。

2010年07月09日

「ビタミンK不投与で乳児死亡」の報道について

本日、「『ビタミンK与えず、自然療法の錠剤』乳児死亡で助産師を提訴…山口」という見出し文とともに、ある赤ちゃんの死亡事故に関連するニュースが、インターネット上で報じられました。


ビタミンK欠乏性出血症と診断された赤ちゃんに、担当された助産師さんが、ビタミンKではなく「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、赤ちゃんは生後2ヶ月で亡くなった。そのことに関して、お母さんが助産師さんを提訴した・・・という内容のニュースです。

このニュースを良く読むと、「『自然治癒力を促す』という錠剤」は、おそらくホメオパシーのレメディーのことだろうということが分かります。

■読売オンライン 7月9日配信記事より
「ビタミンK与えず、自然療法の錠剤」乳児死亡で助産師を提訴…山口


このニュースを読んで、本当に×2、びっくりしました!!

そして調べてみると、ビタミンKの代わりに、ビタミンKから作ったレメディーを使っている方たちは、決して珍しくはないようなのです(@_@)!

いや・・・普通に考えて・・・「ビタミンKから作ったレメディー」は、「ビタミンK」の代わりにはならんやろ・・・そんなことができるなら、「ごはんから作ったレメディー」を摂れば、「ごはん」は要らないことになるし・・・(それができるなら、食糧問題は解決するかも知れないけど・・・)

・・・などとグルグル考えながら、しばらく呆然としていました。


レメディーは、本当にすばらしい力を持っています!

しかし、「レメディー」は「レメディー」として、正しい使い方をしなければ、その力を発揮することはできませんし、誤った使い方をすると、今回のような悲しい事故につながってしまいます・・・

皆さま、レメディーは、正しくお使いくださいね。心からの、お願いです。。。