Hahnemann Academy of Homeopathy  ~since 1997

ディプロマコース

2007年度英国ツアーレポート - 東京10期 今井美香子さん

先生方の存在の在り様が、大きな教えのようでした
イギリスはおいしい! デボンの野原を皆で散歩したのも良い思い出です

今年度の英国セミナーでは、6月4日にエインズワース社を訪れ、そこでレメディの作成を体験し、「Understanding Homeopathy」の著者である、ジュリアン・カーライオン先生の講義を受けました。6日からは、デボンにあるThe School of Homeopathyでミッシャ・ノーランド先生とジャネット・スノウドン先生の講義を4日間連続して受けました。


先生方の存在の在り様が、大きな教えのようでした

ジュリアン先生には、前述の著書があり、ミッシャ先生にもジャネット先生にもそれぞれレメディやホメオパシー哲学に関する著述があって、教えを学ぶには彼らの著作を読めば済む、と考えることもできます。ですが現地に行って痛感したのは、“ホメオパシーを学ぶ”とは、単に本を読めば済むことではないということでした。英国の先生方に接してみて思い出されたのは、「人が人を癒すことができるとするならば、「人を癒してやろう」「人を救ってやろう」という「大それた考え」からではなく、自分自身を磨いていく過程の余波として他人を癒すことが出来るようになる」という永松先生の言葉でした。先生方はその言葉を見事に体現していらっしゃる様に思われたのです。講義内容はもちろんですが、先生方の存在の在り様がそれ以上に大きな教えのようでした。そういった先生方に直接お目にかかれたことに大きな意味があった気がします。


ジュリアン・カーライオン先生


ジャネット・スノウドン先生


ミッシャ・ノーランド先生

個人的には、ジャネット先生が特に印象深かったです。ホメオパシーの世界で女性ホメオパスの数は圧倒的に多いですが、ティーチングを行う女性ホメオパスの数は多いとは言えません。そのような中でジャネット先生は結婚・出産を経験する一方、ホメオパスとして臨床経験を積み、プルービングまで指揮をとるという、これからホメオパスを目指す女性にとってはお手本のような存在です。先生と出会って、ホメオパシーの世界にロールモデルを見つけたような気がしました。


女性ホメオパスのお手本のようなジャネット先生でした

講義は実際のところ、3先生ともサンカランメソッドに関するものでした。サンカランを学ぶのはまだ早い、と個人的には考えていたので、講義が全てそれで埋め尽くされたことに正直なところ、混乱を覚えたのは否めません。ただ、ジュリアン先生、ミッシャ先生、ジャネット先生と講義が進むに連れて、それぞれが独自のやり方でサンカランの手法を取り入れているのがわかり、そこから私たちの学び方との接点のようなものが感じられたのは収穫でした。それは、今の自分たちの方向性に確信を与えると同時に、今後の学びへの大きな励みになったと言えます。

お庭で栽培されたお野菜は、どれも新鮮で本当においしかった!

デボンでの昼食はいつもミッシャ先生の奥様ブリジットさん手作りの野菜中心のお料理でした。使われる野菜はほとんど自宅のお庭で栽培されたもので、どれも新鮮で本当においしかった!「イギリスはおいしい」というのは、昔から家庭料理に限っては本当なのです。奥様のブリジットさんには本当にお世話になりました。初日には、寿司飯とお魚(鯖)でもてなして下さったり、最終日にはわざわざ私たちのためにケーキを焼いてくださったり…。彼女の協力なしには、今回のセミナーは成り立たなかったでしょう。ただただ感謝あるのみです。この場を借りてお礼申し上げます。


ある日のランチ。お庭では、たくさんのハーブやお野菜、レメディの原料も栽培されています。

夕食を食べた近所のパブでの料理(通称、パブ飯)も結構おいしくて、毎日5ポンドのステーキを注文している人もいました。飲物で人気があったのはシャンディ(ビールをレモネードで割ったもの)。ほのかな甘みと苦味で男性にも好評でした。アルコールが入ると、皆打ち解けて、交流が深まり、ハイライトは昔のアニメソング!(歌っていたのは私と原田さんだけという噂もありますが)思わぬ所で幸和先生の隠し芸も見られたりして。寝食を共にすると人の意外な一面が見られるものです。来年は永松先生の隠し芸も期待したいところです。

食事に関しては、デボンでもロンドンでも外れることがなく、参加者の間では「イギリスは案外おいしい」という評価が定着しました。

美しいデボンの野原を、皆で語り合いながら散歩しました

デボンを去る前日、授業が終わってから、ミッシャ、ジャネット両先生と一緒に、皆で近所を散歩したこともよい思い出です。美しいデボンの野原をミッシャ先生の飼い犬ベアをお供に連れて、約1時間半、語り合いながら、小川を渡ったり、レメディの原料となる植物を探したりして過したのでした。東京にいたのでは、なかなかもてない時間です。今思うと、贅沢なひとときでした。

贅沢と言えば、今回のセミナーにジュリアン、ミッシャ、ジャネットの各先生を講師としてお呼びできたこともそうでした。いずれも私たちには馴染み深い感のある先生方ですが、数多いるホメオパスの中でもこれだけの方々はそう多くはいらっしゃらないと思います。一回のセミナーでこのような先生方を体験できたのは、考えてみると何と贅沢なことだったのでしょう。これも永松、幸和両先生の眼識とお人柄、企画力、実行力があってのことだと思います。このような贅沢な学びの場を提供してくださった先生方に深く感謝いたします。また、先生方を支えて本セミナー実現のために働いてくださったスタッフの方々にもお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。