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朝日新聞 長野剛さんの電話取材

今日の午後、
朝日新聞の長野剛記者から、
再び電話取材がありました。

今日、明日で、再びホメオパシーの記事を書く予定があるそうで、
その中で、先日の「取材」の内容を使いたいとのこと。
具体的には、「ホメオパシー医学協会」に対する私のコメントを使いたい、
ということでした。

既に「取材済み」なので、一応まとめてある、ということで、
読み上げられました。

何度か、修正をしていただきました。


コメントの内容は、医療ネグレクトに関することです。

前回書いたように、
医療ネグレクトの要因は簡単ではありません。

確かに私の方にも、「あちらの」治療を受けて、
その後、何かおかしい、ということで
こちらに来られる方が多くいらっしゃいます。

正直なところ、「医学協会」では、
びっくりするようなことを多くしていらっしゃっていて、
「とうていホメオパシーとは呼べないなー」、
「これをホメオパシーと思われたのでは、たまったものではないなー」、
と思うことしきりで、
医療ネグレクトに関しても、
さまざまな深刻な問題があることは確かなのですが、
必ずしも事実ではないこと、
一方的に悪者にされ過ぎているところも
あるかもしれません。

私が直接知っている中に、こういうケースがありました。
もう8年前のことです。

Ⅰ型糖尿病の方が、
「医学協会」の中心的人物のセッションを受けて、
「すぐにインスリンを止めなさい」
と言われて止めたら、
血糖値がどんどん上がって300くらいになったので、
聞いたら、
「好転反応だ」と言われた。
そのうち、道を歩いているうちに、
ぶっ倒れて救急車に運ばれた。
血糖値は500にも達していて、
生死の境をしばらく彷徨った、
とおっしゃる方がいらっしゃいました。

しかし、ちょっと疑問な点がありました。
私がずっと昔、共にやっていたときは、
新薬を止めることに関して、
彼女はそれなりに慎重だったからです。
(今はわかりませんが・・・)

そう思って、ご本人に何度もよく聞いてみると、
実際にはその療法家はそんなことを言ってはおらず、
その療法家の「著書」を読んだご本人が、
止めなくてはいけないのだろう、と一人合点して、
勝手にインスリンを止めていて、
その療法家は、
ご本人がインスリンを止めたことを知らなかったことが判明。

また療法家から「好転反応だ」とは言われておらず、
ご本人が勝手に誤解して、そう解釈していた、
ということも判明しました。

こういうケースもきっとあるのだとは思います。


ただ、問題は、ホメオパスが直接言った、言わなかった、
ということではなく、
ホメオパスが直接言おうが、
本人が勝手にやったことであろうが、
「医学協会」が全体として強烈に発している
「メッセージ」「雰囲気」は、
「安易な医療ネグレクト」の方向に非常に導きやすい、
ということだと、改めて思います。

やはり、「医学協会」で行われているものは、
本物の、「本来のホメオパシー」ではないので、
そういうことが生じてしまうのでしょう。


ホメオパシーは、
人生における心身のあらゆる状態にも対応しえるものではありますが、
それは訓練をした、能力のあるホメオパスによってのみ可能であって、
セルフケアのレベルや、
「本来のホメオパシー」の教育は受けていない方が、
生半可な知識でできるものではありません。

ホメオパシーには、
本来、セルフケアというものは存在しません。
ホメオパシーは、
長年の修練を積んだ人にのみ、
その十全の力を授けるものであって、
セルフケアは、本来は存在しないのです。


ですから、今まで私たちは、
安易なセルフケアを戒め、
本来は不可能であることを説明し、
その上で範囲を限定して行うことを、
強く勧奨してきました。

堅すぎる!、とか、気軽にハウツーを習いにきたのに!
と言われながらも、
安易なセルフケアや、安易な症状別処方などは、
決して教えず、
セルフケアといえども、
必ず基本をきちんと理解し、全体を観て処方することを、
強く呼びかけてきました。

この一連の報道が始まった今、
あらためて、その大切さを、強く訴えたいと思います。


さて、コメントというのは、
どのような文脈の中で使われるかによって、
印象が大きく変わります。

今日、最終的に私のコメントとしてOKを出したコメントは、
言葉自体は、私の話したことを、
そのまま伝えるものだと思いますが、
しかるべき場所、文脈の中で使われることを、
切に願います。

長野さん よろしくお願いします。(拝)


つづく

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2010年08月24日 23:26に投稿されたエントリーのページです。

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