「品格」とは何でありましょうか?
日本人の「品格」、
モンゴル人の「品格」、
羊の「品格」、
象の「品格」、
鮫の「品格」、
それぞれ、違う種類の「品格」があるでしょう。
モンゴルでは美徳とされることが、
日本では悪徳になったり、
日本では美徳とされることも、
モンゴルでは、「品格」に欠けるとされることも、
またあるでしょう。
モンゴルの大英雄チンギスハンは、
日本的尺度では、
ただの乱暴者であり、
品格も何もない、
野獣同然の男でしょう。
オルレアンの聖少女ジャンヌ・ダルクは、
イギリス人では、
頭のおかしい妖女だそうです。
品格という日本語は、
英語にすると、おそらくは
dignity という言葉になるだろうと思います。
1 威厳, 尊厳, 品位, 気高さ, 高潔さ; 《態度・ことばなどの》重々しさ, 荘重, 厳粛さ, 落ちつき. [株式会社研究社 リーダーズ英和辞典第2版] しかし、それであっても、
・the dignity of labor [the Bench] 労働の尊さ[裁判官の威厳].
・a man of dignity 威厳[貫禄]のある人.
・with dignity 厳然と; もったいぶって.
2 名誉, 名声; 格; 位階, 爵位, 地位; 高位; 《古》 高位の人[人びと].
3 【占星】 惑星の影響が大きくなる位置.
be beneath one's dignity 威信[体面]にかかわる.
stand on one's dignity 威厳を示そうとする, もったいぶる, お高くとまる.
[OF
それぞれの国によって、
品格の種類や質は異なるでしょう。
もちろん「良識派」の方たちは、
必ずしもそれを否定するわけではなく、
日本という国で、
しかも国技と呼ばれる大相撲で、
「心技体」その全てにおいて
模範とされなければならない立場の
横綱であるからこそ問われる、
ということなのでしょう。
やはり私は感じます。
何と狭量なんだ!
と。
つづく