« セルフケアーアドバイザースクール(1) | メイン | ベーチェチョルさん (1) »

セルフケアーアドバイザースクール (2)

ハーネマンは、主著オルガノンの中で、
何度も繰り返し述べているように、
真の医療者は、
unprejudiced observer (偏見から離れた観察者)
であることを、大前提としています。

それではいかにして、
偏見から離れた観察者に近づいていくのか、
すなわち、どのようにして人間を理解し、
宇宙を理解し、
正しい意味で本質的に考えることが
できるようになるのか、
それをハーネマンは、
明確に示しています。

そのような能力は、
生まれながらの能力では決してなく、
訓練をしなければ、
決して身につかないと言っています。
そして、プラトンやソクラテスなどの
ギリシャの古典を精読し、対話的方法で
思考と感情を磨き抜き、融合していくこと、
などなど、具体的に示しています。

私ども、ハーネマンアカデミーでは、
このことを何よりも大切にしてきました。
知識は、次第に蓄積していくことができますが、
智慧は、最初から磨き抜いていかなければなりません。


しかし、残念ながら、
ほとんど全てのホメオパシースクールは、
いわゆるお勉強しかしていなく、
人間を磨くこと、
自らの偏見のフィルターを磨くこと、
については、
何もしません。

それは、大変なことであるだけではなく、
それを教えられる人がいないからです。

良く言えば、自覚に任せる、
ということになりますが、
確かに、中にはそれなりに磨かれていく人もいます。
しかし、そういう人は、
100人に1人くらいなものだと思います。


ですから、そういう学校で学んだ人のほとんどは、
ハーネマンの言っている、
本来のホメオパスではないことになります。
つまり、通常ホメオパスと称している方たちは、
ホメオパスではなく、
セルフケアーアドバイザー
に改称する必要がある!!!
ということになります。

しかし、そういうわけにもいかないでしょう・・・

今までホメオパスと称してきたわけですから、
今更それを引っ込めてください!
ともいきにくいでしょう。

そうすると、ややこしいですが、
ハーネマンアカデミーの「セルフケアーアドバイザー」は、
一般にいうホメオパスに相当するので(実際にはそれ以上)
名前も
セルフケアーアドバイザー
というよりも、
ホメオパス、
という名前がふさわしいかもしれません。

しかし、そうなると
現在、私たちがホメオパスと呼んでいる名前は、
変えなければならなくなります。

実は、それも考えてはいますが、
それもなかなか難しいですね・・・

将来の課題です・・・

それはともかく、
それでは、SASにおいては、
1と4の人間理解はどのようになるのか・・・

1年では、とてもそこまではできません。
しかし!
4年制コースにおいては、
人間理解の授業がゆっくりと展開されますが、
SASにおいては、
授業の全てにちりばめられている、と申し上げましょう。

つづく

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hahnemann-academy.com/mt/mt-tb.cgi/386

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年10月05日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「セルフケアーアドバイザースクール(1)」です。

次の投稿は「ベーチェチョルさん (1)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34