物理学は、19世紀には、
ほぼ完成されて、
二つの小さな暗雲を除き、
もはや新しいことは、ほとんで残っていない、
とすらされていました。
ニュートンの力学、
マックスウェルの電磁気学、
ボルツマンの熱力学、
もう完全といえるくらい完成し尽くされて、
もう新しい謎はない。
たった二つの小さな謎を除いて・・・
その一つの謎がアインシュタインの相対性理論となり、
もう一つの謎が、量子力学に発展したのでした。
一つの謎は、
精密な実験物理学者
マイケルソンとモーリーの実験結果でした。
当時まで、絶対的に存在するとされていた
「エーテル」の存在証明をしようとした実験です。
「エーテル」とは、宇宙をひたひたと満たす普遍的な媒質です。
その存在を証明するのに、
ドップラー効果を使いました。・・・・・・・
と書きかけましたが、
物理学の説明は、またの機会に致しましょう。
ともあれ、
相対性理論にしろ、量子力学にしろ、
それまでの古典物理学の根底を揺るがす、
極めて大きな革命であり、
また世界観、宇宙観、科学観に、
極めて大きな変革を迫るような、
大事件でした。
その革命の時代には、
数多くのヒーローがいました。
その一人はアインシュタインであり、
ニールス・ボーアであり、
シュレディンガーであり、
ハイゼンベルグでした。
つづく