しばらくご無沙汰しました。
「毎日ブログを読んでいるけれど、
朝青龍は、もう、いい加減少し飽きました。
早く、次を書いてください!」
と、お叱り? もいただきました。
実は、新しい学校案内にかかりっきりでした。
もうすぐ Web にも反映されますので、
楽しみにして下さい。
最近びっくりしたことがあります。
ハーネマンアカデミーではオルガノンをやってくれない、
と思いこんでいる生徒や卒業生がいる、
という、「驚くべきこと」でした。
全ての授業でオルガノンをやっていると思っている私は、
本当にびっくりしたのですが、
考えてみればそう言われたのは、
初めてではありませんでした。
また、ある意味そんなにびっくりすることでもなかったのです。
何人かの卒業生に、こう言われたことがありました。
実は、ハーネマンアカデミーに在学していた時,
なぜオルガノンを余りやらないんだろう、
と疑問に思っていました。しかし、オルガノンをちゃんと読んでいくうちに、
「あれ・・・どこかでやった・・・
うーん。 あれ、これこの間やったことじゃない!
あれー これはそういえば1年生のシッダルダの授業でやった・・・」実は授業の中でやったことばかりだった!
ということに気がついたんです。
いつオルガノンの授業があるんだろう?
と疑問に思っていたのは、
オルガノンを自分でちゃんと読んでいなかったから
気がつかなかったんです。
恥ずかしながら・・・でも、私はオルガノンを本当に読んだから、
そこに気がついたけれども、
実際にオルガノンを読んでいない人は、
きっとそこに気がつかないと思います。
「今言ったことは、オルガノンの第何章に書いてあります」、
とか、
「はい! 今日はオルガノン第何章から何章までをやります!」
とか、一回一回言わないと、
オルガノンをやっていると理解できない人が多いと思います。
そう言われて、なるほど、確かにそれもそうだ、と思ったのです。
初めてオルガノンを読んだ時、
自分がずっと考えてきたことと
本当に一致していることに、
感激しました。
私は既に何十年もホメオパシーを違う名前でやっていた、
ということに気がついたのでした。
それ以降、オルガノンを何度読み返したか分かりません。
ただ、私はハーネマンがこう言っているからこれが正しいのだ、
というように考えたことは1度もありませんし、
これからもないと思います。
それは、ハーネマンが言っているということを、
尊重しない、ということとは全く違います。
もし、すぐに理解できないとしても、
ハーネマンほどの人が言っているということは、
きっと何かがあるに違いない、と当然思います。
理解できずに勝手に自分流に解釈して、
ここは違う!
と考えることは、まったく意味のないことです。
まずは、ハーネマンの意味するところを
精密に理解できるまで、
読み続ける必要があります。
しかし、それは、
鵜呑みにすることでは決してありません。
ハーネマンがそう言っているからそうなんだ、ということではなく、
徹底的に考えた末に、「ものの道理」と一致しているならば、
それは、普遍的な「ものの道理」として
消化、吸収、同化されなければなりません。
オルガノンはホメオパシーの原典です。
ホメオパシーを学ぶことは、オルガノンを学ぶことです。
自分とハーネマンの区別がつかなくなるくらい、
何度も何度も読まなければなりません。
Kim Elia 先生が、
以前の授業の中で、
意味深長な話をしてくれました。
ある時、ものすごい土砂降りの雨が続き、 大洪水になりました。 水位がどんどん上がってきます。 人々はどんどん避難していきました。しかし、ある男は、断固として避難しようとしませんでした。
救命ボートが救助に来ても、
その男はこう言いました。
「神様がきっと助けて下さる。」そのうちに、またどんどん水位が上がってきます。
その「神様を深く信じる男」は、2階に上がりました。
再び救助の船が来ました。
もう危険だからすぐに船に乗りなさい!
しかし、拒否します。
「神様が必ず助けてくださる」と。いよいよ水位が上がり、ついに屋根に登りました。
また再び、3回目の救助の船が来ました。
「もうこれが最後です。もう限界ですよ!死んじゃいますよ!」
しかし、「神様を深く信じる男」は、こう言い放ちます。
「大丈夫。神様は必ず助けてくださる!」しかし、水位はどんどん上がり、
ついに「神様を深く信じる男」は、おぼれ死んでしまいます。
死んだ後、「神様を深く信じる男」は、神様の前に立ちます。
「神よ、なぜ私を助けてくれなかったのですか?」神は厳かに、こう言いました。
「私はお前を3回助けに行ったではないか」
神様が分かりやすく現れて、
「さあ、今から君を助けよう!」
・・・私たちは、残念ながら、そういう形でないと、
なかなか認識できません。
本当はあからさまに現れているのだけれど、
なかなかそういうようには読み取れない。
実は、これは症状も同じです。
症状の全体像は、余すところ無くありのまま、明白に現れている。
しかし、そのことには気がつかない。
ともあれ、新たなカリキュラム。
オルガノンを徹底的に読みこんでいただきます。
お覚悟あれ!
これからは、オルガノン全文を、
最初の2年でまず精読します。
そして次の2年で、もう一度精読します。
オルガノンは、毎年一回は通読すべきですが、
最初の4年間では、
全文が染みこむまで、
徹底的に読みこむことを、
繰り返し行います。
そして、その解説も、徹底的にやりましょう。
ハーネマンアカデミーの、
オルガノン解説の授業がどのようなものであるか、
過去の授業をHPに載せたいと思います。
オルガノンの翻訳出版も、急ピッチで進んでいますが、
詳しい解説も、付ける予定です。
オルガノンには、特別の思い入れがあります。
それは、もしハーネマンが日本語で書いたら、
こう書くに違いない!
・・・そういう本にしたいと思っています。
これまで10年間、ずっとそう思い続けておりました。
ハーネマンアカデミーは、
また新たな道を歩みます。
次回以降のブログでは、サプライズ!
の発表をします。
楽しみにしてください。