« 学校 (11) | メイン | 新しい学校案内 (1) »

巡業ツアー

今は、鹿児島です。

先週の週末から今週の週末まで、
9日間のうち、7日間は朝から晩まで授業です。
大阪で2日間、東京に1日、鹿児島に3日、大阪に3日、
という、少しめまぐるしいスケジュールです。

今日は鹿児島で、一日セミナーでした。
大勢の方がいらっしゃって、
思わず力も入りました。
また真剣なご質問をいろいろといただき、
有難うございました。


さて、ホテルに帰って、
ネットにつないでみますと、
生徒間のMLの中で、
ある「ふり返ると名も美しい」生徒さんから、
面白いメールが入っていました。

彼女は、私のブログの「ウォッチャー」をされていて、
私がブログを書いた後も、
何度か細かく書き直していることに気づいたらしい。 (ドキッ)
それ以来、私が何回くらいブログを書き直しているか、
観察するのが「趣味」と化しているとのこと。

前回のブログは、少なくとも4回は書き直している。 (当たり!・・・実は10回以上)
だから、何度も時間や日を変えて、読み直してみましょう、
きっと面白いよ!

という趣旨のメールでした。


うーん。 そんなに追跡されて読まれている・・・

恐るべし!

でも実は、とても嬉しいです。
本当は書き直しをする時、
一度読んだ人も、
何度か読み直して欲しいと願って書き直しをしています。
より主旨を明確にしたり、
舌足らずな表現を補ったり、
かなりのバージョンアップをしているからです。

私は、何度も書き直しが必要なほうです。
その点、パソコンは便利です。
どんどん変更ができます。
実は、このブログも、
既に5回書き直しています・・・
もしかすると、最初にアップした時の
完成度が低すぎるだけかも・・・


そういえば、作曲家の自筆の原稿は、
とても興味深いものです。

ベートーベンの楽譜は、
何度も何度も書き直しされています。
最初はスケッチだけ。
とてもシンプルな原型だけの楽譜です。
そして、次第に書き加えられていきます。
書いては激しく消し、激しく書いては消し、
そのうち真っ黒になって、
その楽譜での訂正が難しくなると、
新しく書き直しながら、また同じことが始まります。
そのようにして5回も6回も書き換えられ、
つぎはぎだらけの楽譜。
そうやって、出来上がった音楽は、
そんな格闘が嘘のような、
初めからそのように産み落とされたような、
そして素晴らしいドラマに満ちた、
本当に崇高な音楽になっています。

モーツァルトの楽譜は、全く違います。
彼は、全ての音楽が既に頭の中に出来ていました。
譜面に向かうときは、
既に頭の中にある音楽を、
譜面に書き写すだけでした。
訂正は何もありません。
正に写譜をしたような、
完璧に整った楽譜。

バッハの楽譜は、
見ているだけで、エクスタシーに襲われます。
特に無伴奏バイオリンソナタとパルティータの楽譜。
見ているだけで、気絶寸前です。
(かなり変態入っています)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hahnemann-academy.com/mt/mt-tb.cgi/277

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年02月10日 01:14に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「学校 (11)」です。

次の投稿は「新しい学校案内 (1)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34