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長嶋茂雄さんのこと、そして学校のこと (7)

俗に、天才は自分はできるけれども、
人に教えることはできない、
と申します。

その典型が、長嶋茂雄さんだと言われます。
長嶋さんのセンスは、
すごいものがありますが、
なかなか人を教えられません。
有名なエピソードに、
こういうものがあります。


あるバッターから指導を求められた時、
しばらく見ていた長嶋さん。

「どうでしょうか?」
と聞かれました。
そうすると、長嶋さんは、
自分がバッターボックスに入って、
「ボールが来るだろー。
それを打てばいいんだ!
簡単だろ!」

と、何回でも自分が打って見せた。
それが指導だった、という「伝説」があります。

ボールが来たら、それを打てばいい!
そう、正にそうなのですが、
それでは指導にはなりません。

それにしても、長嶋さんという人は、
「恐るべき人」です。
思いもよらない天才的なひらめきがあります。
もう一つだけ、有名なエピソードを紹介します。

立教大学での卒業試験で、
「I live in Tokyo.を過去形にしなさい」
という問題が出されました。
「普通の正解」は、I lived in Tokyo.
なのですが、
長嶋さんの答えは、
I live in Edo. 私は江戸に住んでいます。

これはすごい答えです。
これこそ本質的としか言いようのない答えです。
この答えに比べると、
「普通の正解」は、
まるで小手先の操作のように見えます。
長嶋さんの答えは、
時空をまるごとワープしたような、
「すさまじい正解」です。


こういう人が本当の天才ですが、
そんな天才型とは正反対の私が、
突然「天才型」になったことがありました。

つづく

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2009年01月19日 22:42に投稿されたエントリーのページです。

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