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ホメオパシーの基本 (5)

もちろん、これはこれで、よく分かる話ですし、
ちゃんと理由のある、ある意味とても良いことだと思います。
ハーネマン・アカデミーでも、
レメディーを学ぶ時に、そういう学び方もします。

しかし! それでも私は最初の段階から体系的に学ぶことの方が
絶対に良い! とは思えないのです。
体系的に学ぶ時には、
その弊害にも気をつけなければならない、と思います。

なぜか?

患者さんは、「体系的」に来られるわけではないからです。
患者さんは、何の脈略もなく、全くばらばらに来られます。


「体系的」に学ぶことに慣れ過ぎますと、
「体系に沿って」患者さんを見るようになってしまいます。
もはや、その人自身を見るのではなく、
何かの属やシリーズやファミリーの一つとして
見るようになってしまうのです。
それは、「分類」であって、人を見ているのではないのです。

レメディーを選ぶことは、「分類」に似ています。
しかし! 断じて「分類」ではありません。
「分類」とは、「類型化」することです。
そして、ホメオパシーは決して「分類」でも「類型化」でもありません。
レメディーを選ぶとは、レメディーが「屹立」することです。

DSC_0364-1.jpg


レメディーを学ぶ時には、
まず、そのレメディー自体を「絶対的」に学ぶ必要があります。
いきなり他のレメディーとの関連性の中や、「相対的」にではなく、
まず、そのレメディーそのものの理解を、しっかりと確立する必要があります。

そして、そのレメディーの症状像がある程度確立してきたときに、
他のレメディーとの違いを学んだり、関連性の中において学ぶと、
そのレメディーがより深く理解できるようになり、
レメディーの症状像が、より「屹立」して迫ってくるようになります。


つまり、レメディーを学ぶのに最も良い方法は、
何度も何度もレメディーを繰り返し学びなおすことです。
最初はそのレメディーを、そのレメディーとしてしっかり学ぶ。

それがしっかりできた後、
他のレメディーとの関連性の中で,相対的にも学び、
そしてまた絶対に還ってくる、
それが最も良い方法なのです。

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2008年12月15日 07:16に投稿されたエントリーのページです。

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