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「我以外皆我師」 (1)

随分と久しぶりに書いています。
この間に素晴らしいことがいくつも起こりました。

セミナーや授業でも素晴らしい共鳴がありましたし、
良き人との出会いもありました。
またそのことも少し書いていきたいと思います。


「我以外皆我師」

この言葉を最初に眼にしたのは、
16歳の頃でした。

当時「空手バカ一代」という、
極真空手の創始者
故大山倍達総裁をモデルにした漫画が
非常に流行っていました。

私もその「流行病」にかかりました。
かなり「重篤な症状」で、夢中になって日夜稽古をしていたことがあります。

その大山総裁の著書の中に、この言葉がありました。
大山総裁が愛読していた「宮本武蔵」の中に
武蔵自身の言葉として出てくる言葉です。
また、ある人からこの「宮本武蔵」という本は、
宮本武蔵自身というよりも、
著者の吉川英治そのものなんだ、と言われて、
吉川英治に大山総裁が会いに行った時、
著者からその言葉を色紙で贈られたそうです。


「我以外皆我師」


それを読んだとき、何かとても大きな衝撃があったことを覚えています。


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ここ数年、また違う意味でこの言葉をよく思い出します。
ホメオパシーのレメディーとの関わりの中においてです。

ホメオパシーのレメディーは、
ホントーのホントのおくすりですから、
新薬の「薬」とはまったく違います。

ホメオパシーレメディーは、
自分の存在のあり方と最も似たものです。
すなわち、最も似た苦しみをもつものです。

ですから、ホメオパシーレメディーを説明する時、
レメディーに最も近いのは、
新薬のような「薬」ではなく、
むしろ、自分ともっともよく似ている人であったり書物である、
という説明をよくします。
そこにおいて、「気づき」が最も起こりやすくなるのです。


よく、「当たっていない」レメディーをのんだらどうなるのか、
という質問を受けます。
簡単に答えるときは、
「レメディーは共鳴のようなものですから、
ちょうどピアノの鍵盤をたたくと、
その音と同じ波長のものは共鳴するけれども、
違う波長のものは何も起こらないでしょう」
という答え方をしますが、
本当は正確ではありません。

本当は、どのようなレメディーをとっても、必ず反応します。
ただ、その反応が顕著なのか、
何も起こっていないのと変わらないくらい微弱なのか、
というだけです。
私はよく距離と同じですよ、という話をします。
万有引力によって、
私たちは、宇宙のあらゆるものと引き合っています。
数億光年のかなたの微小な物質とも、
引き合っている力はゼロではありません。
しかし、無視して差し支えないほど微細です。

レメディーも同じです。
今最も近いレメディーは、すぐ「隣」にいます。
すぐに引き合い、反応します。
遠いレメディーは、まさしく「遠い距離」にいます。
ですから、反応はしていても、
もともと私たちの日常生活自体、
たくさんのことが起こり、
それぞれ私たちにいろいろな影響を与えていますので、
その中に紛れて全く見えません。
しかし、本当は私たちに何かの気づきを与えてくれ得るものです。
ただ遠いので、よく分からない。

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いま、日常生活と書きました。
そうなのです。
この日常生活そのものが、
私たちの「我が師」であります。
そして、本当はレメディーと、
私たちを取り巻いているあらゆる出来事や事物とは、
同じものなのです。
だからこそ、レメディーは宇宙の万物を素材とし、
それらをエネルギー化、即ち「霊魂化」しています。


本当は、あらゆるものが自分の師であり、
何とか気づいてもらおうとして、
「よってたかって」自分に教え、示してくれているけれども、
私たちはそれぞれの感受性に縛られて、
感じやすいものからしか反応しない、
反応できない、という状況にある、ということなのです。

「我以外皆我師」

本当は、「我」もまた「我以外」なのですが、
話がややこしくなるので、
これくらいにしておきたいと思います。

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2008年09月01日 10:29に投稿されたエントリーのページです。

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