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2008年08月 アーカイブ

2008年08月01日

ロアジーナ グランドオープン4

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2008年08月07日

「医師」とは「本来」何をする人なのか? (2)

ホメオパシーには、二人の大きな巨人がいます。
一人は言うまでもなくハーネマン。
もう一人は、ケントです。
約100年前の人ですが、
現代のホメオパシーはハーネマンというよりは、
ケントのホメオパシーが中心になっています。
そのことには功罪両方あるのですが、
それはまたどこかでお話するとして、
ケントは非常に洞察力に優れた医師です。

そのケントの「ホメオパシー哲学講義」を
松本丈二さんと共に翻訳出版しました。
今日は、その時に書いた序文をもとにして、
少し書きたいと思います。


どの道も究めれば一つであるとはよく言われることですが、
現代医学の医師も本当の熟練した医師になれば、
同じような考えになってくることを痛感した本がありました。
アメリカの熟練した医師たちの経験を集めた
『ドクターズルール  425』京都大学教授 福井次矢訳(南江堂)という本です。

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5. 血液検査や尿検査の結果で 病人と健康人を鑑別することは不可能である。 

6. 人が健康か病気かは、
話を聴き、注意深く観察し、適切な質問を発し、
理にかなった臨床決断を下すことによってのみ
知ることが出来る。

18. 可能ならばすべての薬を中止せよ。
それが不可能ならば、できるだけ多くの薬を中止せよ。

20. 特定の臓器に特異性のある薬は存在しない。
すべての薬の効力は全身に及ぶ。

62. 医学校のカリキュラムは、
人生について学べるように作られたものではない。

68. あなたが生理学や生化学、解剖学について
たくさんの知識を持っているからといって、
人生や人間について豊富な知識があることを意味するものではない。
患者や他の人々から学びなさい。

129.患者には病人になる方法を教えるのではなく、
健康になる方法を教えなさい。

150.患者の生存期間を厳密に予測しようとしないこと。
とりわけ“あと何ヶ月の命です”という言い方をしてはならない。

228.次のような“臓器会話”をしないこと。
“あなたの大腸はどうですか”とか、
“あなたの胃はどうですか”
“あなたの副鼻腔はどうですか”
“あなたの心臓はどうですか”など。
患者がどう感じているか尋ねなさい。
患者に臓器会話をさせないこと。
患者は自分自身のフィーリングと考えを知るのみである。
症状をフィーリング、考えを表す言葉を用いるよう強調しなさい。

264.不幸なことに、
われわれの医療システムでは
患者に回復するような教育をするよりも、
回復しない結果になるような教育をすることが多い。

330.患者を治療するにあたって、
あなたの性格はあらゆる薬や治療法と同じくらい重要である。

360.すべての医師は薬である。
診察時の医師の行動は、
副作用を起こしうる、
効果を持続させることができる、
中毒をきたしうる、
適応となりうる、
禁忌となりうる、
過量に与えられることがある、
不足量になることがある、
適切な間隔で与えられることがある、
不適切な間隔で与えられることがある、
そしてなによりもプラセーボ効果をもたらすことができる。
医師であることの薬理作用を学びなさい。

なんとホメオパシーに似ていることでしょうか? 
これがホメオパシー医師の言葉ではなく、
現代医学の熟練者の言葉であることを、
本当に嬉しく思います。

2008年08月08日

ロアジーナ グランドオープン5

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2008年08月09日

「医師」とは「本来」何をする人なのか? (3)

以前にも書いたように、
英語では、医師のことをphysicianとよびます。
Physicianという言葉は、
physis(自然・宇宙)という言葉から来ていますが、
この言葉から派生した職業は二つあります。
一つは物理学者physicist、
つまり物質的自然の道理を知る者です。
そしてもう一つがphysicianで、
人間の自然・道理に通じ、
本来の健全健康な姿に導く能力のある者です。
つまり、病も人間の道理に基づいて病になるわけなので、
その道理に通じ、
自然の道理に基づいて本来の健康な姿に導いてゆくわけです。


本来それができる者のことを医師というわけで、
いわゆる「医師免許」を取ったから医師といえるわけではありません。
ドクターズルールにあるように、
現在の「医師免許」を取るためのカリキュラムは、
残念ながら人間の自然、
「ものの道理」に通じるようにできているのではないからです。


ケントは普遍的な法則、「ものの道理」に根本的に基づこうとせず、
医療界の慣行や因習に盲目的に従っているだけで、
結果として患者を苦しめている医者や、
ホメオパシー医師ではあっても
ありのままの「真実」の世界に向かおうとせず、
従来医学の枠組みに囚われたまま
ホメオパシーを行おうとする者は似非医師、
似非ホメオパスであるとして、
禅の師家のように、正に火の噴くような厳しい鉄槌を下します。


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「このまったく科学的に無知な医者は、
最初からすでに失敗の道を歩んでいたのです。
表面に出てきた無害なものを
人間の最も深い部分へと追い詰めてしまい、
科学的無知のせいで患者を死なせようとしているのです」(講義二)


「前回の講義で、
『医者の唯一のつとめは病気の人を治癒すること』
であると学びました。
症状を除去することで秩序を確立できると思い込んで
単に症状を除去することや、
除去によって症状の状態や
病気のイメージの表現形態を変化させることが
医者のつとめではないことは明らかです。
症状を除去したことで治癒できたと思い込むなど、
単純な精神構造を持つ動物にしかできないことではないでしょうか。
もし、従来医学の医者が、
たとえ一時的にでもそう思い込むのなら、
彼らは泥湿地に這いつくばるような
汚い人たちであると言わねばなりません。
一般の医者の『治療』は激しく病状を変化させ、
すべて病気の内部的性質
そして患者の病状を悪化させ、
患者の苦しみを増大させます。
このことを少しでも考慮しさえしたのなら、
医者の行動は大きく違っていたと思われます」(講義二)


「2,3日に一度、私は以下のような質問をする
ホメオパシーの医者に出会います。
『何病には、何のレメディーを使っていますか?』
そのようなことは、私の頭の中にはありません。
私はそのようなことを言う人を、
ホメオパシーの教育を受けていない人と見なします。

私は、そのような人を目の当たりにすると、
本当に我慢ができなくなってしまいます。
何年もホメオパシーの医者のふりをして開業している、
灰色の頭をした年配の人が、
『癲癇の最高のレメディーは・・・』
などとまったくためらいもなく言うのを聞くと
愕然としてしまいます。

何とナンセンスなことでしょうか! 
そのような方法は、
構造的な変化や
固定的な一群の症状が出る以前から存在した患者の状態に
レメディーを適合させているのではありません。
これでは、レメディーを病理学的な状態に適合させてしまっています。
レメディーを患者に適合させているのでもなく、
現在よりも前の病気の初期状態に適合させているのでもないのです。
医者には病理学的な結果は必要ありません。
必要なのは患者の本来の症状だけです。

そのような医者は、股関節膿瘍にシリカを与え、
癲癇にブフォーを与えるなど、
一群の症状のみに薬を与えてしまいます。
しかし、それはホメオパシーではありません。
そのような処方をする医者は、
結果的に失敗して逃げ腰になってしまい、
『私はすべてを試みましたが』と言い訳するのです。
しかし、その医者は、現代的な方法以外には何も試みていません。
それはホメオパシーの模倣にすぎません」(講義九)


思わずひるんでしまうくらい厳しい叱責ですが、
ここでひるまないで頂きたいと思います。
あくまでも何年もホメオパシーをやってきた人たちに向けて、
決して道を外れないように叱咤激励している言葉なのですから。

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