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ブログを始めるにあたって ホメオパシーとの出会い(2)

二回目に出会ったのが、24歳のアメリカ留学時代で、
毎日15時間以上の勉強に明け暮れていた頃です。


森有正さんという哲学者・仏文学者の著作を何度もなく読んでおりました。
デカルト・パスカルについても森有正さんに目を拓かれ、夢中になっておりました。

そのうちどうしてもフランスにいなければならない、
と強く思うようになりました。
自分という存在が、
木や紙の密度ではなく、
どうしても石の密度の文化の中で試されなければならない、
と強く思い詰めたのです。


それで、突如フランスに行こうと思い定め、
大学の交換留学制度で行こうと決めました。
その準備をしているときに、
フランスについての案内書を数冊買って読みました。


その本の中にフランスの医療についての説明がありました。
その説明にこうありました。、

「アメリカには、もはやこのような旧式な医療は存在しないが、
フランスでは未だにホメオパシーという非科学的な医療が存在し、
意外なことに非常に人気がある。
しかも臨床経験をある程度つまないと
ホメオパシーの特別な訓練を受けることができない。

ホメオパシーの原理は不思議な原理で、
現代の合理的思考にはなじまないように思えるが、
ともかくフランスではホメオパシーという不思議な医療が
非常に盛んであることを知る必要がある。

せっかくのフランス体験のエピソードとして受けてみるのも一興かもしれないが、
『本格的』病気である時にはホメオパシーではなく、
『ちゃんとした』医療を受けた方が無難であろう。」というような趣旨でした。


何だかよく分からないようなことが書いてあったのですが、
幸か不幸か私は病気一つせず、病院に行きたいような出来事もなく、
フランス滞在中にホメオパシーを経験するチャンスはありませんでした。


次に出会ったのが、それから10年以上たったロンドンでの健康ショーでした。

日本からの友人をオリンピアという大きな展示施設に案内した後に、
館内をぶらぶらしていると、ホメオパシーのブースがありました。

「そう言えば、そんな名前の変な治療法があったな」と思い、
暇つぶしにそこにいた初老の男性に、「ホメオパシーとはなんですか?」
と尋ねたのです。


するとその男性は、

「ホメオパシーの基本原理は、
『似たものが似たものを治す』という法則であるが、
もう一つとても重要な原理がある。

まあちょっと君には理解するのが難しいと思うけれども、
『薄めれば薄めるほど、その効果は強く深くなる』という原理である。

今の科学とは一見相容れないような原理であるけれども、
ホメオパシーが正しいことは臨床的に証明されている」
と言うのです。


それを聞いて、まさに天啓のように何かが閃きました。
そして、私は彼にこう言iい放ったのです。

「もしそうだとするならば、
それは物質の中に閉じこめられている莫大なエネルギーが、
薄めるというプロセスの中で徐々に解放されてゆくからに違いない。

20世紀最大の発見の一つ、
アインシュタインのエネルギー公式E=mc2は、
物質とエネルギーは等価であり、
しかもそのエネルギーは莫大であることを示しているが、
その物質の中に閉じこめられている莫大なエネルギーは、
物質の構造や形を作ることに使われている。


薄めることによって、物質は次第に「形を失う」ことになり、
その時に形や構造を作ることに使われていた
莫大なエネルギーが必然的に解放されてくる。

だからこそ、薄めれば薄めるほど、
物質性の中に閉じこめられていたエネルギーが解放され、
レメディーの効力が強く深くなるのであろう」

「またこうも考えられる。数学の割り算では、
ゼロそのものでは割ることができないが、
割る数が小さいほど、その値は大きくなる。

ちょうど真空というゼロの状態に近づくほど、
物を引き寄せる負圧の力がより強くなるように。

つまり、物質を極端に薄めてゼロの状態に近づいてゆくほど、
その物質のポテンシャルを引き出す力が強くなるのではないだろうか? 

またこうも考えられる。量子力学では・・・・・巨大共鳴・・・・・」


次から次に言葉とイメージが溢れてきたのです。

その時、その男性がほとんど呆然として私を見つめていたのを、
昨日のように思い出します。

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2008年04月05日 18:05に投稿されたエントリーのページです。

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